こんばんは。西林です。

今年はPATO STUDIOから5人が、ラスベガスにて行われているIBJJF ワールドマスター柔術選手権に出場しています

途中経過ですが、マスター2黒帯フェザー級の中村大輔が6回勝利し、43人ものトーナメントを制して世界一になりました。黒帯マスター2(36歳~40歳)カテゴリーの、正真正銘の世界一です。

大輔は初戦をバックからの絞めで一本勝ち、2回戦を14-0、3回戦をバックからの絞めで一本勝ちし、今大会最大の敵であるデニウソン・ピメンタ戦を迎えました。ピメンタは2013年から4年連続でワールドマスターで優勝し、他にもパン選手権やブラジルの大会を何度も優勝している超強豪です。大輔は2014年のワールドマスター準決勝でこのピメンタにレフェリー判定負けをし、3位になっています。今回はその雪辱戦にずっと燃えていたのですが、大輔は試合前の練習で肋軟骨を痛め、最後の1週間はスパーもできない状態だったため、かなり厳しいものになると思っていました。

ピメンタの戦績:
• 4x Master World Champion
• 5x Pan American Champion
• 2x Brazilian National Champion

しかし大輔自身は「試合になれば怪我は関係ない。痛みは我慢すればいいだけ。怪我が原因で試合に負けたことはないから。」と言ってました。

この日のピメンタの試合も少し見ましたが、大体圧勝しており、これは怪物だと思いました。ただし大輔も怪物です。試合開始直後、相手の引き込みにタックルを合わせ、大輔が2ポイントを先取。しかし、すぐに下からピメンタがスイープを決め同点。やはり分が悪いか?と思いました。ピメンタが上、大輔が下の攻防が続き、2人の距離が離れ一瞬大輔が膝立ちになった瞬間、ピメンタが何と飛びついて引き込みました。うますぎる。ピメンタは、ポイントを失わず得意であろう下になってしまいました。下手をすればスイープと見なされる場面でこれをやるのはすごいです。ここで大輔が審判に「スイープでは?」のようなアピールをし、ペナルティを取られました。2-2 ぺナルティ差でピメンタリードに変わります。しかもピメンタが得意な下。正直絶体絶命です。
しかししかし、相手のラッソーガードに対し、大輔がパスを仕掛けます。じっくりと、少しずつプレッシャーを掛け続け、遂にピメンタが亀になったところでバックを狙い、パスガードのアドバンテージを得ました。これで逆転。このリードを守り抜き、大激闘の末アドバンテージ差でピメンタに勝利!最大の敵であるピメンタを倒しました。

アバラの状態や疲労が心配でしたが、すぐに準決勝が始まります。現場は大変な状態だったと思います。ベスト4に残る他の選手達も43人トーナメントを勝ち上がってきた選手で、弱いはずがありません。が、ピメンタに勝った以上、負けるわけにはいかないでしょう。準決勝をスイープの2-0、決勝をパスのアドバンテージ差で勝ち、優勝しました。世界一です。

渡米前、もう1つ大輔が言っていたことがありました。
「アブダビグランドスラムで負けた相手でも、練習ではやられない。自分にもっと自信を持つべきだとわかった。今回は行ける気がします。」

普段の強さを知っている我々からするとちょっとよくわからないレベルの話ですが、今までとは違う決意をした感じを受けました。大輔がそう言うならそうなのでしょう。有言実行する漢です。

私は朝までオンラインで試合を見ていましたが、5:30頃寝て10:00頃に起きたら、大輔はみんなと出稽古に行ってました。その翌日は2部練+セミナーに参加。。。やはり常人では世界一には決してなれませんね。。

日本でも沢山の人が応援していました。現地でも仲間や他の道場の人からの応援が心強かったですね。

大偉業です。おめでとう!

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