ジャパニーズナショナル

こんにちは。中村です。

先週の週末はジャパニーズナショナルの応援に行きました。パトスタジオから関野さん、伊藤さん、サニーが参加しました。

関野さんは柔術は三角絞めで負け、ノーギはポイントで勝ち優勝。柔術では三角絞めの対応が遅くなっていたので引かれている腕と同じ側の膝を立てしっかりベースをとると良いです。西林さんは三角の対応が上手くトップの時は肘が脇から離れません、かなり守りが固いので西林さんを手本にすると良い思います。トップの時にパスにいく意識が強いと自分が危ないポジョションにいることに気づかない事があるのでもう少し慎重にいきましょう。ノーギは終始落ち着いていたのですごい良かったです。

自分も、ガンガンパスガードを仕掛けてカウンターを取られてしまうことがあります。関野さんは良くも悪くも自分に似ているのかもしれません。同じ動くビンビンスタイル、一緒に頑張っていきましょう。

伊藤さんは階級別は一人優勝。無差別は試合のほとんどを得意のスパイダーガードで相手をコントロールしていて最後スイープを仕掛け相手のお尻をつかせたのですが、その直後パスされかけアドバン差で負けてしまいました。本当に惜しかったです。スイープ際はガードを解いているのでパスガードがされやすいです。スイープを防がれた後はスクランブルになりやすいので、そこは冷静になってガードに戻せるようにしていきましょう。ガードワークは出来ているので普段のスパーではスイープのアタックを増やしてこのようなシチュエーションの練習を沢山していくといいですね。スイープの精度を上げていくのは勿論ですがスイープが失敗になった時のリカバイリーの練習もやっていきましょう。月末の試合も頑張っていきましょう。

サニーはノーギに出場、階級別は得意のハーフガードに引き込むことが出来たのですが、モンジで負け。無差別も階級別と同じよう展開でハーフからキムラで負け。ハーフガードで止まっていると相手がベースを整えてしまうので、もっと深いところに潜っていくか、起き上がってスイープのプレッシャーをもっとかけていきましょう。スイープを防ごうとすると自然と手をついてバランスをとるので相手もアタックが出来なくなります。攻めて守るのも大事ですね。

無差別の1試合目でケガをしてしまったサニー、ケガの具合は本人しか分からないので巴戦の2戦目を戦うかはサニーに任せました。結局2試合目には出たのですが試合中に棄権をしてしまいました。実はひどい怪我だったのですが試合に出ると力強く言っていたサニー。怪我をして試合に出るのは本当は良くないし自分が止めるべきだったと思いますが今まで試合で気持ちを見せられなかったサニーが根性を見せてくれたのが嬉しかったです。試合の帰り道また試合に出るよと言っていたサニー、怪我をなおして復帰するのを皆で待っています。

試合で怪我をしたら、皆さん無理はしないでくださいね。

ジム生が負けて悔しそうにしている姿を見るとその度にもっと勝たせてあげたいと思います。より良い指導を出来るよう、より良いアドアバイスが出来るようこれからも頑張ります。

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かつて自分が対戦した選手や一緒に練習していた仲間達が凄く格好良く見えました。アマゾンさんと大接戦をした大塚、加古くんの頑張りに胸が熱くなったし、カーくん対山田は色々と感じるところがあり本当に良い試合でした。ハッシャンのバックテイクの高い技術に驚いたし、皆に刺激を沢山もらった良い大会でした。皆から取り残されないように、またこの場所に戻ってこれるように腕は磨いておかないといけませんね。

そんな訳で今週からベリンボロを練習しています。