巣鴨グルメ ~柔術クッキング編~『ジューシー鶏むね肉』&『パリパリピーマン』

松本(洋)さんから、「柔術クッキングのコーナー」宛に原稿が届きました。

いや、そんなコーナーは無いですが、、(笑)

まず、適当な容器に水300ccを入れ、小さじ1の塩を加えて塩水を作ります。
塩水の濃度は目安であり、あまり厳密ではないので自分の匙加減でどうぞ。
水が足りなければ、むね肉全体が浸るぐらいに水を足してください。
そして、そのまま冷蔵庫に入れて一晩置いておきます。
この状態でむね肉が腐ることはほぼ無いので(私は一週間ぐらい経ってから調理しても平気でした)、必ずしも翌日料理する必要もないです。

その一晩置いた鶏むね肉を塩水ごと鍋に入れ、また鶏むね肉全体が浸るぐらいに水を足します。
鍋を火にかけ、沸騰してから2分ぐらい煮て火を消し、蓋をしてそのまま冷めるまで置いておきます。

茹で汁は美味しいチキンスープなので捨てないでください。

茹で汁が冷めたら取り出して、鳥皮を剥ぎ取り、スライスして食べます。
塩は筋繊維の中に水を溜める性質があるので、熱を通しても固くならずジューシーです。
塩で下味もついてます。
沸騰した塩水の中に浸した状態で蓋をして放置することで、低温調理状態にでき、むね肉はより柔らかくできます。
短時間で高温調理したり、電子レンジにいきなりかけるとむね肉は固くなってしまい、食べにくくなりますね。

私は試合に減量して出たことは無いのですが、前日に食べすぎた自覚がある時などはよく作って食べています。

ワンプレート柔術飯
絹ごし豆腐を皿に乗せ、電子レンジ600Wで2分ほど温め、野菜とジューシー鶏むね肉を盛り付けます。

絹ごし豆腐300g
カロリー165cal
タンパク質15g
糖質6g

皮無し鶏むね肉 100g
カロリー114cal
タンパク質25g
糖質0

合計279cal (野菜と海藻はカロリーに含めてません)
たんぱく質40g
糖質6g

これに醤油・ポン酢・タバスコなどをかけて食べます。
鶏むね肉を茹でた汁にワカメを加え、塩で味調整したスープを添えます。

鶏むね肉は安くてタンパク質豊富なのでアスリートにはうってつけの食材ですが、プリン体が多いです。
品川庄司の2人は筋肉芸人目指して鍛えまくって鶏むね肉ばっかり食べていたら2人揃って痛風になったらしいので、むね肉ばっかり食べるのではなく、納豆や豆腐からもたんぱく質を摂取しましょう。
何事も偏ると良くないです。

鳥皮は脂肪が多いので減量中は食べないほうが良いでしょうが、おでんなどに入れると良いダシが出るので捨てるのはもったいないですね。
冷凍保存しておいて後で使いましょう。

むね肉の臭みが気になる人は茹でる時に長ネギの青い所・生姜・酒などを加えると良いです。

ピーマンを割って種を抜いた物を水に浸けて冷凍保存しておくと、居酒屋メニューのパリパリピーマンになります。
これも塩昆布などと和えて食べると美味いです。

冒頭から「まず、」とこちらの聞く耳も持たずクッキングの解説を始めるあたり、さすがです。
ところで、最高に美味そうじゃないですか!
ステイホームで料理の腕が上がった人も少なくないのではないでしょうか。
大輔も料理をしていますし、前田も"野村スチーマー"を買って料理を始めました。

塩水で漬けておくという発想はなかったですね。料理の革命です。素人の私が言うので間違いないと思います。

ご飯の代わりに豆腐というのもいいですね。低カロリー高たんぱく、味も最高とあってまさに柔術クッキング!
試合は無いですが、どうやって痩せようか悩んでいる人は、これをやってみましょう。

痛風にならない程度に食べて強くなりましょう!  (西林)

 

【重要】休館を5/31(日)まで延長します。

クラスタイムテーブル

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