【ヨーロピアン2019】Dia3 茶帯(マスター)の試合

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リスボンに着いて3日目。

マスター茶帯の試合日です。

まずはマスター2茶帯フェザー級の前田。

前田は本来のアダルト・ライトフェザーで出る予定でいたのですが、12月終わりに私とのスパーで肋軟骨を激しく痛めてしまい、悩んだ末にカテゴリ変更をしました。

初戦は昨年のヨーロピアン・マスター1の茶フェザー王者との事で、かなり強敵そうでした。

序盤、タックルを合わせ2p先制、相手のクローズドに入り、すぐ立って割りに行くも相手の2度目のアタックで見事にスイープマウントをくらい2-6で逆転を許すし、バックまで取られ2-10。バックのエスケープは得意なのでエスケープしてパスの反撃。オーバーアンダーパスを決めて5-10、戻されて固められて初戦敗退。

事前に知っていた相手の得意技は封じたものの、クローズドに入った時に前田は少し余裕を持ったか、細心の注意を持ってクローズド解除ができなかった事と、バックは取られないだろうという所が判断ミスだったように思います。ただ、相手の立技やオープンガードが脅威でないとの判断はバッチリ当たっていたのでナイス判断2、判断ミス2というところでしょうか。判断ミスを0に近づけていきたいですね。まあ、自分も含め判断ミス無しで終わるのは相当難しい事です。

続いてマスター4茶帯フェザー級岩崎さん

ちょっと衝撃的な結末でした。

いい形でガードから、いつでもスイープできる体勢を作り、いつ返すかという状況で相手がかなり強引にトーホールドに来ました。自ら後ろに倒れ込みに行く感じで、岩崎さんの脚を挟めてもいない状態、手だけ足関。しかしパワーが凄まじく、足首と膝が鳴ってタップ。岩崎さんも何が起こったのか?!という感じでした。

やはり海外の試合はこういう事があります。

アパートに帰ってから、フィジカル含め色々と課題をすぐに上げてどう改善するかをみんなで話し合いました。試合直後は2人とも「引退ですね」といつもの冗談こそ言ってましたが今回の課題をどうクリアするか、前しか見てません。2人の課題は自分とも共通する事が多いので帰ってからの取り組みが楽しみです。しかし普段スパーしてても自分と実力の変わらない2人が初戦敗退するというのは予想外でした…。

茶帯の試合は午後からだったので、午前に私は1人で電車に乗り、ベレン(Belem)方面へ行って世界遺産の「ベレンの塔」と「発見のモニュメント」を見てきました。

どちらも美しくデカくて感動しましたね。塔は1500年代に作られたという事で、昔のものを見るとよくこんなの作ったなぁと感心します。

「発見のモニュメント」にはエンリケ航海王子やマゼラン、バスコ、ザビエルなどがいましたが私は日本史専攻だったのでそこまでの感動はなかったかもしれないと同時にだからと言って日本史に詳しいわけではないということにも気づき、愕然としました。

本当はジェロニモス修道院にも行こうと思ってましたが疲れたのと時間がないので、前を通るだけにして有名店でnataを自分のと前田のを買って帰りました。

ここのは焼きたてであったかく、砂糖とシナモンが別がけになっていて昨日のとは違い、美味しかったです。でもよく考えると本当に違いなんかわかってないことに気づき、また愕然としました。

 

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