Dia3 茶帯(マスター)の試合 ←前    次→

昨日試合会場のアップエリアでスパーをし、帰ってから風呂に入ってリミットまで体重を落としていたので、朝起きると500gアンダーだったのでしっかり朝食が取れました

この日も試合は14:30頃予定だったので余裕を持って3時間前に会場入りし、前田に付き合ってもらいウォームアップ。動き始めは全然身体が動かなかったですが段々動いてきたので安心しました。

アップを終え水分調整して200gアンダーで道着チェックに入るとまさかの事態に。上衣の素材が「薄すぎる」との理由でチェック通らず。チェッカーが幹部を呼んで再チェックを依頼するもやはり「ダメだ」と一蹴。かなり焦りました。予備の道着も同じ素材のためアウト。走り回って前田の道着を借り予備計量して300gオーバーでダメ。また走り回って物販に行き、軽そうな道着を買い、なんとかクリアしました。重さは元の上衣と同じですが、物販に出ている大会スポンサーの道着なのですぐ通りました。。ちなみに下穿きは薄くても全く問題ないそうです。。

道着のタグを取るヒマもなくすぐに試合が始まったので、逆に余計な事を考えず試合に集中できたと思います。。

初戦の相手はMMAを20戦以上してる選手だったので立技に気をつけてハーフに引き込むとパスの圧力はあまりないとすぐにわかり、得意の組手を作りスイープ、パス、戻されてピットストップしてまたパス、10-0で勝利。一本取れる隙はありませんでした。

いい形で次戦の元世界王者(ルースター級/当時はガロ級 )オマール・サルン戦に臨みました。

サルン戦はダブルガードからすぐ相手が立ちアドバンテージ。ハーフの形にすると相手が枕を取り腰を切り、凄まじい脚抜きのプレッシャーを掛けてきます。瞬間的に良い体勢を取られ、これはマズイと焦りました。後転スイープを狙いたいけど完璧に返せる形までまだもう一つ足りない。待つか、行くか。しかし脚抜きのプレッシャーが強いので待つと手遅れになると判断して後転スイープを仕掛ける。うまく返るも充分な状態でないが故に、また相手の対応も素晴らしく、スイープされつつもバタフライにしてすぐ立つ準備をしていました(あとで動画を見て驚きました)。このスクランブルを制して上を取り切らなければならなかったのですが、詰めが甘かったです。
相手に立たれてスイープの流れは途切れ、その瞬間に引き込まれる。本当に試合巧者でした。相手は下から変形のコムロックのような形をずっと狙ってきてかなりやりづらい。そしてフックスイープで思い切り返されるもさっきのお返しでスクランブルに持ち込み何とか立ちあがりアドバンで食い止め、引き込む。
相手の飛び込み気味の腕十字やトレアンドの波状攻撃を凌ぐと、相手も座ってきてバタフライガードの体勢に。お互い一呼吸付いたタイミングで相手と自分の両者がそれを望んだ感じになりました。こちらは後ろ帯は取れているが相手も足を高く上げて跨ごうとしてきたり、足を掴んでパスを狙い続けてきて、守りに徹しているように見せかけこの攻撃が止んだら即、行く事を決めていました。このスイープに全てを掛けようと。
1分くらい相手の攻撃が続き、止まった瞬間フックスイープを仕掛けるもバランスで耐えられてしまいます。後で見返すと色々甘かった。相手もこのスイープが得意であることに加え、初戦であまりにも簡単にスイープが掛かってしまった事が少し影響していたかもしれません。耐えられ、ラスト1分くらいは相手も全く攻める事なく固めてきてアドバン1-2で敗退。本当に相手が強く上手かったです。

負けた相手は強かったけど決勝で負けていました。いつかリベンジできたらと目標ができました。

今回はライトフェザーに減量しましたが、試合も動けたしうまくいったと思います。日本にいる時はなかなか体重が落ちない事もありましたがリスボンについて丸2日あったのでストレスなく調整できました。岩崎さんがキッチン付きのアパートを借りてくれて、パンを買ってツナ缶を掛けて食べたり、野菜を大量に買って食べたりしてました(パンも野菜も安い!)。前田と岩崎さんは日本から密輸したサトウのごはんをひたすら食べてました。海外での調整の仕方もいろいろわかったのでいい経験になりました。

また、試合に出ると一番良いこと、「練習が充実する」。試合1か月前、年末年始は仕事(事務作業)量も少し減らし、練習に集中できました。普段なら疲れて休む日も試合前なら休まず練習するモチベーションがあります(やらざるをえない)。練習相手はジム生のみ。自分の場合は白・青相手でも充分練習になるし、強い人も腐るほどいるので全く問題ないです(元日だけHEARTSに出稽古に行きました)。前田とも今までで一番ちゃんとスパーし、刺激がありました。年末年始もトーマスが開けてくれる日、自分が練習したい日、練習したい事をいろいろと調整して充実しました。上達する・強くなるには試合に出るのが一番手っ取り早いです。この考えはずっと昔から変わりません。減量がある時はめんどくさいですが。

試合がやっと終わったので、さあ、食べるぞ!

 

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