みんなのブログ〜その25〜幼少期の思いを復活させた女

今回紹介するもりあつさんは、どんどん上手く強くなっています!成長著しい上に、練習頻度も上がっています!道着の洗濯が追いつかない!ではどうぞ!

名前:もりあつ

運動歴:水泳、テニス

柔術を始めた時の年齢:41歳

他に検討した習い事:ないです

道場選びで重視した点:初心者向けのクラスが充実している点、アットホームな雰囲気

練習頻度:週4(どんどん増えています)

はじめて柔術をした時の感想を一言で!

頭での理解に身体が追いつかないけど、楽しくて気持ちいい!

柔術との出会いは?

いつも気になる存在だったのですが、一歩踏み出せずにいました。私は子供のころ、帰宅した父をつかまえては勝つまで相撲を取るというのを日課としていました。元来、取っ組み合いが好きなのだと思いますw

「子供の頃からやりたいことは変わってなくて、それができるようになるのが大人」という甲本ヒロトさんの言葉があるのですが、幼少期に好きだったことを、今ようやくやれているのかなと思います。

あと、海外に移る予定があり、向こうでも人気の高い柔術をやっていたら、早くコミュニティに馴染めるかなという思いもあります。

柔術を始めて良かったことは?

自分と異なる年代の方や様々なバックグラウンドを持つ方と関われ、視野が広がること、仲間の頑張りを見て勇気をもらえること

はじめる前に不安だったことは?

ゴリゴリの男性ばかりだったらどうしよう。でも、実際は女性も多く、先生も含め、優しくてスマートな方ばかりでした。

勇気を出すコツは?または行き詰まったときの対処法は?

柔術において、何か語れるほどのことはしていませんが、余計なことには気をとられず、誰かの意見やXにも惑わされず、楽しむことが大事だと思います。(自分の子どもたちに伝えたいことでもあります。)

編集後記

「あなたの価値観はなんですか?」と聞かれても困りますが、「あなたが自分の子どもに伝えたいことは何ですか?」と聞かれたら急にとっつきやすくなるのではないでしょうか?

「余計なことには気をとられず、誰かの意見やXにも惑わされず、楽しむことが大事」と伝えたいとおっしゃっているもりあつさん。僕は自分の娘に「物事に一生懸命に打ち込んでほしい、夢中になってほしい」と伝えたいです。もりあつさんと伝えたいことは変わらないですね。そしてパトスタジオの理念も、「だれもが楽しく、夢中になれる場所を作る」ことなので同じでした。

「好きなことなら嫌なことがあっても耐えられる」とはよく言われますが、最近はこの言葉がより具体的に感じられるようになりました。好きなことをしていても、「もっと早く始めていれば」、「もっと自分に才能があったなら」、「もっと集中できる時間があったなら」、「もっとお金があってこれだけに打ち込めたなら」とたくさんの課題が自分の中から出てきます。

こんな課題に対して「なんで俺は学生の時にもっと勉強して稼げるようにしておかなかったのか?」、「何であの時ゲームばかりして無駄な時間を過ごしてしまったのか」とだいたい過去の自分を否定して終わってしまいます。なんの解決にもなりません。

「藝人春秋」という本の中で、甲本ヒロトさんが「楽しいのと楽(ラク)なのは違う」ということを仰っていました(もりあつさんが甲本ヒロトさんの言葉を出してくれたので思い出せました)。

藝人春秋

好きなことに集中するのはラクではないかもしれません。好きだからこそ出てくるストレスがあるものです。それに対し、どれだけ頭をフル回転させて克服するか、お金も時間もかけずに克服する術はないだろうかと悶々とする時間がたくさんあります。そんな苦しい中でも何とかできることを絞り出してがんばっていく、それが夢中になるってことなのかなあ、と思った次第です。

最後にもりあつさんが、「柔術において、何か語れるほどのことはしていません」と述べていますが、白帯を巻くというのがどんな帯を巻くことよりも大変です。そんな一番大変な帯を手にいれる人を少しでも増やしたいという思いでこのブログは始まったのであります。

取っ組み合いが好きな人、最寄りの柔術道場をチェックしてみてください!

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