みんなのブログ〜その7〜人生の転機を経て無我の境地に達した男
みなさんは最近夢中な状態、かっこよく言うとフロー状態になったことはありますか?
今回紹介する水野さんは柔術をやるといつも無我の境地に達するそうです。
無我の境地とは
我を忘れるほど仕事や物事、スポーツに集中している高次元の精神状態でゾーンに入った感覚のこと。 無の境地とは己の欲求・煩悩、迷い、苦しみから完全に解放され、悟りの境地や明鏡止水の境地に達することをいいます
水野さんと僕のスパーはいつもノーガードの打ち合いです。どちらかを極めるまで終わりません。そんなアグレッシブな水野さんですが、長らく離れていた柔術をパトスタジオで再開してくれました。
人生の転機を経て復活した男のメッセージをどうぞ聴いてください!
名前:水野憲二
運動歴:サッカー、空手
始めた時の年齢:40歳(出戻り組で当初は28才ぐらい。結婚、出産、転勤などで一度辞めました。)
他に検討した習い事:再び習うなら柔術以外なしっ!
道場選びで重視した点:道場の雰囲気、先生方の印象
練習頻度:(子供が3人おり中々練習に行けず…)週2回程度
はじめて柔術をした時の感想を一言で!
あれ?あれれ?こんなにも簡単に操られる!何で??
柔術との出会いは?
パンクラスの一ファンで寝技に興味を持ち、イギリス駐在中にまずやってみようと始めてみました。
柔術をはじめて良かったことは?
世界中どこに居ても、言葉が出来なくても、柔術を通してコミュニケーションが取れる!
痩せる!
ストレス解消!
はじめる前に不安だったことは?
怖い人がいないだろうか?年齢的に体力的に練習についていけるだろうか?
柔術をはじめようか悩んでいる人にメッセージをお願いします!
私は出戻り組ですが、やはり道半ばで色々と事情があって柔術を習う事を諦めた人も多いかと思います。
柔術は何歳からでも始められる競技です!私もその当時やっていたメンバーは黒帯になってる人も多く葛藤もありましたが、自分は自分と思いまた始めてみました。(現に桑島先生も私と同じ時期位に他道場で一緒に始めたと先日知りましたww)
編集後記
水野さんは自分と同時期に柔術を始めていて、それは2010年ごろになります。10年以上経っていると黒帯になっている人ももちろんいるでしょう。
自分の同期が立派に出世していて、自分は当時のままだったら悔しいですね。それでも「自分は自分と思いまた始めてみました」というところに、水野さんの魅力を感じます。
昔観た映画で、自分の才能の無さを嘆く若い画家に対して、師匠が檄(げき)をとばすシーンがありました。そこでのセリフはこんな感じでした。
才能があるかないかなんて関係ない!描かずにはいられないから描くだけだ!
ウディ・アレンという映画監督の作品だったのですが、タイトルは忘れました。
僕もまわりの超強い人たちと比較して、「自分は大して強くなれそうにないからもっと違うことに時間を使ったほうがいいかもな」なんて思った時期もありました。でもこの映画のおかげで余計なことは考えないで練習しようと思えました。
再開した水野さんですが、現在3人のお子さんの子育て中ということです。自分は娘が1人いますが、3人は気が遠くなります。「本当にすごいです!尊敬します!」と強く伝えたいです。水野さんの奥様に!
会員の中には、家庭のイベントがあって練習に行けなかったり、家のスペースの問題で新しい道着を買えなかったりと、難しい状況の中でもなんとかやりくりして練習を続けている人がいっぱいいます。
だからきっと大丈夫!10年以上ブランクがあっても、子育てが大変でも、運動神経がなくても、ちょっと興味があるだけでも、あなたの柔術への思いを燃やす場所と手段は必ずどこかにあります。
火のつけどころは、「最寄駅 柔術」で検索!
そして最後にこの人から一言!
そしてパトスタジオでも新たな大炎が起こる兆しが、、、ザワザワザワザワ